口の中にできる癌を口腔癌といい、舌や歯肉をはじめ、口の中のいろいろな所にできます。

また口腔癌は、他の部位の癌と比較すると、治療成績も良い方ですが、進行すると、他と同じように、顔面が変形したり、あるいは、命にかかわったりします。
口腔癌は、目に見える所にできますので、早期発見が可能です。

何か、異常に気がつかれたら、怖がらずに、早めにかりつけ歯科医に相談しましょう
最も多いのは、扁平上皮癌で、他には腺腫系癌や悪性リンパ腫などがあります。
一般に、癌治療は、主として、腫瘍を切り取る外科手術、放射線で焼ききる放射線療法、抗がん剤による化学療法の組み合わせで行われます。扁平上皮癌はどの治療も有効の場合が多く、治療成績は良く、治りやすい部類の癌です。

○ 見た目の大きさの割りに、痛みが少ない

米粒大の口内炎でも、かなりの接触痛がありますが、初期の癌では見た目の大きさの割りに、痛みが少ない場合が多いようです。

○ 1週間経過をみて、少しでも小さくなれば一安心 

基本的に口の中の傷は治りやすいものです。一方、癌は勝手には決して小さくならず、拡大するのみで、同じ場所で少しずつ大きくなったり、周囲が硬くなる場合は、要注意です。

○ きれいな白色や黒色は要注意

今は癌ではなくとも、将来癌化する可能性のあるものを、前癌病変といい、きれいな白色で、レース状や網目状の扁平苔癬や、少し盛り上がった白板症があります。
また、黒色では、色素性の母斑や金属色素と、悪性黒色腫との鑑別が大切です。


 * 口の中に何かできましたら、早めにご相談ください。
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